IAMAS2021・マルガサリ特別公演、無事終演いたしました!

 ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました。
 今回の三輪眞弘さんの新作『人形たちのための五芒星』は、
昨年9月、サラマンカホールで上演された『鶏たちのための五芒星』の演奏システムを引き継ぎつつ、
”楽譜”となるパフォーマーがAR映像に置き換えられたものでした。
また、鶏たち~の時には五芒星の中央に鎮座していたダンサーも、
今回は三輪さんと美術家・小笠原則彰さんの協働によって2003年に作られた”またりさま人形”に置き換えられ、
より非在感の増す空間となりました。
 配信の構成・演出は前田真二郎さん。
”悪魔”としてカメラ、バイノーラルマイクを操作していただいたのはIAMAS在学中の林暢彦さん。
現場のリアリティとARの異質さの組み合わさった、迫真の映像でした。

 IAMASにおける「タイムベースドメディア・プロジェクト」としてのガムランの活用、
およびマルガサリとの協働は今回のコンサートをもって終了です。
様々な音楽的実験に参加させていただいた3年間で、とても貴重な経験となりました。


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