この度、京都芸術センター Co-program2026のカテゴリーCにマルガサリが採択されました。
本採択事業はマルガサリのプロジェクト「Pendulum」の一環として実施するもので、来年2月頃に京都での展示とパフォ-マンスを予定しています。
「Pendulum」はマルガサリが実施するドイツとの交流プロジェクトで、「Zentrum für Interkulturelle Musik in Kassel[ZfIM](異文化間音楽センター)」からの招へいにより構想がスタートしたものです。
ZfIMはドイツ・カッセルを拠点に活動する民間非営利法人(登録社団)で、世界中の音楽を体験できる機会を提供することを理念に、ガムランを含む多様な民族音楽をテーマとしたコンサートやレクチャー、ワークショップ等を実施しています。活動の対象者は幼児から学校教育、大学生と幅広く、また、移民や難民といった社会的に周縁化されがちな人たちとのプロジェクトにも取り組んでいます。
今回のプロジェクトでは、マルガサリのメンバーが8月の中旬からおよそ2週間カッセルに滞在し、ZfIMが擁するガムラン楽団「マニャルセウ」との協働のもと、日独の現代ガムラン音楽のコラボレーションを行うほか、ドイツに暮らす難民の方との作品制作を行い、コンサートツアーを実施します。
また帰国後にはそれらのドキュメンテーションを行いつつ、日本に暮らす難民・移民の方とのプログラムを実施し、京都芸術センターにて展示およびパフォーマンス発表を実施する予定です。
難民・移民を巡る社会課題は1900年代後半のドイツにおいて激しい議論を巻き起こし、近年の国際情勢の変化を受けて世界規模で加速しています。現在の日本においても外国人住民の増加は喫緊の課題であり、それは時にヘイトスピーチなどの排外的な言説として顕在化することもあります。本プロジェクトはコミュニティベースドな活動を行ってきたガムラングループとして、こうした構造的な社会課題に対し芸術がいかに向き合うことができるのかを模索する試みです。
プロジェクトの進捗も随時報告してまいりますので、楽しみにお待ちください。
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